~スクリーン版の伸び方向を調べてみると~
ひずみゲージを使用すると、ひずみの大きさと方向を調べることが出来ます。
ひずみゲージから方向を調べる方法をロゼット解析と言います。
ロゼット解析を行うには3軸のひずみゲージを使用します。
これを写真1に示した様にスクリーン版に貼り付けて印刷を行い、スクリーン版の伸びの方向を調べてみました。
ロゼット解析の計算はメーカーより専用ソフトが発売されていますので、これを利用するとリアルタイムで応力の方向を調べることが出来ます。
これを写真1に示した様にスクリーン版に貼り付けて印刷を行い、スクリーン版の伸びの方向を調べてみました。
ロゼット解析の計算はメーカーより専用ソフトが発売されていますので、これを利用するとリアルタイムで応力の方向を調べることが出来ます。
その測定結果が図1です。
これではわかりづらいので、これをわかりやすく図にしたものが図2~3です。
図2はスキージ(赤色部)が下降してストローク開始直後の版の伸び方向です。スキージの近くの版はスキージのストローク方向に伸びていますが、スキージから離れた部分はスキージに向かって伸びていることがわかります。
、。、。、。、。、。、。
図3はスキージが版の中心部を通過する時の版の伸び方向です。
版の伸びはスキージに向かって伸びていることがわかります。
版の伸びはスキージに向かって伸びていることがわかります。
図4はスキージがストローク終了直前の版の伸び方向です。
版の伸びはスキージに向かって伸びていますが、①の部分の伸び方向が図3に比べて向きが変わっています。この結果より、版中心部のパターンはスキージストローク開始直後はスキージストローク開始側に移動し、スキージストローク終了直前ではスキージストローク終了側に移動しているものと思われます。
版の伸びはスキージに向かって伸びていますが、①の部分の伸び方向が図3に比べて向きが変わっています。この結果より、版中心部のパターンはスキージストローク開始直後はスキージストローク開始側に移動し、スキージストローク終了直前ではスキージストローク終了側に移動しているものと思われます。
①、①、①、①、①、①、